ライ式一橋でのPC選び方講座
一橋大学に合格された皆さん、おめでとうございます!
受験勉強、本当に大変だったと思いますが報われてよかったです。惜しくも届かずに涙した人の分まで、一橋大学生活楽しんでくださいね。
さて、今回の記事では質問が多いであろう一橋でのPCの選び方について解説します。
ただPCの選び方って最終的には好みの部分で分かれるので、「これが正解!」というようなものはないです。
よって個人的な意見も含まれることをご理解ください。また、この記事はあまりPCについての知識がない方を対象としています。
ですのでかなりざっくりとした説明になるかと思います。詳しい方はご自分で判断していただくのが無難かと思います。
以下、目次です。
1.生協PCは良くない?
「生協のパソコンはやめとけ」
こういう話を聞いたことがある方、多いと思います。これは実際のところどうなのでしょうか?
個人的に生協PCは「こだわりがないならアリ」だと思います。
生協PCが避けられる理由は「コスパの悪さ」にあります。一橋の場合20万円程なのですが、同レベルのスペックPCを量販店で購入すれば10万円弱で済むと思います(詳しくは後程書きます)。
しかし生協PCには4年間の保証、使い方の説明などいろいろな特典が付いてきます。それが値段分の価値があるのかは分かりませんが、「PCはよくわからない」「とりあえず大学生活に丁度いいPCがほしい」という方にはいいんじゃないでしょうか。
以下では、生協PCを選ばない方のために、自分で購入するときのポイントをまとめていきます。
2.予算
まずは予算です。おそらく1番(?)気になるポイントだと思います。
正直身も蓋もないことを言えば高ければ高いほどいいです(笑)
当然お金をかけるほどスペックは上がります。大学4年間使う機器ですから、ケチらずいいものを買ったほうがいいです。
ただし勿論妥協点は必要です。
大学で使う用途を考えた場合、十分な予算は10〜15万円程でしょう。
これより安いパソコンでも必要なソフトが動作しないわけではないのですが、多少性能に余裕があったほうが快適に作業できます。そういう意味でも10〜15万円の予算は最適かなと思っています。ちなみに大学生活で必須のWordやPowerpointなどのソフトは大学が提供してくれるので、新たに購入する必要はありません。
さて、予算も決まったところで細かいスペックの説明をしていこうと思います。
3.OS
OSとは超簡単に言うと、「Windowsか、Macか?」という話です。
これも迷う人が多いのですが、個人的にはWindowsがいいと思います。
というのも、基本的に世間ではWindowsが主流です。大学教員の課題などの指示はWindowsを前提にされることもあります。
Macでも出来なくはないのですが、特にパソコンに詳しくない方は混乱してしまうと思います。自信がない方はWindowsを選びましょう!
(そう言いつつも僕はこの記事をMac bookで書いているわけですが)
よかったら下の記事なんかも見てみてください。(他の方の記事ですが)
4.CPU
次にCPUについてです。
CPUとはPCの脳みそのような役割を担っています。
つまりスペックが高いほど高度で正確な処理能力があるということです。
これにも大きく分けてIntel製とAMD製の2種類あるのですが、ノートパソコンで採用
されているのはIntel製のものが多いので、ここではそれについて話します。
PCのスペック表を見ると、core i3, core i5などの表記がされていると思います。
これは数字が大きければ大きいほどスペックは上がります。一番下はcore i3, 最高はcore i9です。
一応core i3でも弱すぎるということはないのですが、個人的にはcore i5以上が安心かなと思います!
大学の課題の他に動画編集など重い作業を考えている方は、core i7以上がオススメです。
5.メモリ
次はメモリです。RAMと呼ばれたりもしますが、メモリのほうが浸透していると思います。
これは簡単に言うとデータを一時的に保存しておくためのものです。
例えばスマホなら、YouTube視聴中にLINEの通知が来てLINEを開いたとき、その後YouTubeに戻れば続きから再生されますよね?
これはメモリが一時的にデータを保存してくれているからです。このメモリの容量が多ければ多いほど多くのアプリやソフトを同時に使用することが出来ます。
例えばレポートを書くとき、ブラウザでネット上の記事や論文を参照することは多々あると思います。メモリの容量が小さいと複数のページを同時に開くことが出来ない場合があります。結構作業の快適さに関わる重要なパーツです。
具体的には8GB以上あると安心です。
4GBから売っていたりもしますがやや少ないかなと個人的には思います。
6.ストレージ
メモリとは対象的に、データを長期的に保存するのがストレージです。
要はスマホなどで「容量」と呼ばれるもので、書類や写真などを保存できます。
勿論これも多いに越したことはないのですが、大学で扱うファイルは基本的に文書形式なので、そこまで容量は必要ではありません。
もし沢山画像や動画を保存したいなら大きいほうがいいと思いますが、そうでないなら256GB程度で十分だと思います。
ただし1つ重要なことがあります。必ずHDDではなくSSDが搭載されていることを確認してください。
ストレージにはSSDとHDDの2種類あるのですが、SSDは読み込みが速い代わりに高価、HDDは読み込みが遅い代わりに安価なのが特徴です。
SSDとHDDが両方搭載されているタイプもあるのですが、少なくとも128GBはSSDが搭載されていることを確認してください。HDDだけでも動作はしますが、PCの起動が遅くイライラする事になると思います。
7.グラフィックボード
グラボとかGPUとかビデオカードとか色々呼び方はありますが、簡単に言うと映像処理に特化したCPUです。動画編集やPCゲームをしたいなら高性能なものが必須になりますが、大学の用途に限れば大して必要ありません。
Intel製のCPUの場合、CPU内にグラフィックボードが内蔵されていることが多いです。大学の用途ならこれで十分です。
8.重さ
意外と大事なのが重量です。持ち運ぶものなので、あまり重いと大変です。
1kg前後のものなら持ち運びには不便しないと思います。軽すぎるものだと充電がすぐ切れたりするので注意してください。
9.おすすめパソコン
ではこれから具体的におすすめのパソコンを紹介していきます。
注意として、僕が実際に使ったわけではなくスペック表やレビューを見て判断したものですので、使用感については分かりません。
もし実際に使用している方がいらっしゃったら教えて下さい!
①Surface Laptop Go
Microsoftから出ているSurfaceという有名な機種です。
core i5, メモリ8GB, SSD128GBと十分な性能がありつつ、値段は10万円を切ります。
かなりコスパのいい製品だと思います!
タッチパネルになっているので、手で操作することも可能です(僕はあまり使わない気がしますが)
使っている人も多いのでトラブったとき助けてくれる人も見つかりやすいかも?
②Mac book Air
先程Winodowsをおすすめはしましたが、Macで選ぶなら最適はこれな気がします。
「M1チップ」というApple独自の技術が採用されており、値段の割にはかなりスペックがいいです。なんと動画編集もできるらしい。
学生ならApple storeで1万円程安く購入できます。デザインもかっこいいのでスタバでドヤるならこれしかない(ちょっと重いけど)。
③Lenovo thinkpad L13 Gen2
安くしっかり使えるものならこれがいいと思います。
魅力的なのはその値段です。83,160円はなかなか破格。
スペックも申し分なく、大きな付加価値はないものの必要十分な選択と言えるでしょう。
他にも色々いいPCはあるのでぜひ調べてみてください!
10.おわりに
最初にも書きましたがPCは4年間必ず使うものなのでぜひケチらず色々検討してほしいと思います。
「いいものを買っておいてよかった」と思う場面は今後度々あるはずです。
是非後悔しない選択をしてくださいね。